松田直樹よ、永遠なれ。

by yugo

故・松田直樹氏献花台

お茶の水にあるJFAサッカー・ミュージアムに、34歳の若さで亡くなった松田直樹氏に献花しに行ってきた。
設置まもなく、また設置後初の土日であったことから、同じ思いを持った方々もちらほら。
花を添えて、しばし飾られているユニフォーム等を眺めたが、本来なら合掌すべきところだったかもしれないが、手を合わすことはしなかった。
「故人」というリアリティーが全く生まれなかったからだ。
失礼だったかもしれないが、手を合わすことはできなかった・・・。

たった1学年上の同じ時代を生きてきた、元・日本代表とサッカー・ヲタという違いはあれど、「戦友」という思いが強い。
強くて、高くて、速い。
日本のセンターバック像を塗り替えてくれた選手だった。
僕らは松田の背中に、日本の将来のDF像を思い描いて夢を見た。
あと数年生まれるのが遅かったら、海外の名門クラブでレギュラーを張って当然の逸材だったと、はじめて見たときから思う。

サッカーが好きで、監督や仲間と衝突することも辞さない男だった。
だけど、歴代の日本代表監督は松田を使い続けた。
意見の食い違いによる怒りも、松田のまっすぐなサッカーへの想いがあってこそのものだったし、戦力として欠かせない人材だったからである。

松田が「カズさんが辞めないまで、俺も辞めない」と本人に言っていたことをよく知っている。
こんな形で、松田のサッカー人生が終わるのは、悔しくて仕方がない。
だけど、松田は天国でもサッカーを楽しむだろう。
そして、天国から日本代表の最終ラインを鼓舞し、アグレッシヴなプレーで牽引してくれるだろう。

松田直樹は永遠に生き続ける。